2018.12.06 更新 | WordPress
WordPressのログイン方法とログインできない場合の対処法

ブログを使った情報発信をするために
必ずと言っていいほど使われるのがWordpress。
今回はそのWordpressのログイン方法や
ログインできなかった際の対処法について解説していきます。
また、もしWordpressをまだインストールしていない方は、
「WordPressのインストール方法」の記事を
先に読んでおいて下さい。
1.Wordpressのログイン方法
WordPressにログインするためには、
最初にログインURLを指定する必要があります。
WordPressのログインURLは、
「WordPressのインストール方法」の
記事どおりにインストールした状態であれば、
「http://ドメイン名/wp-admin」
または、
「http://ドメイン名/wp-login.php」
となります。
※サイトをSSL化している場合は
「http」が「https」になります。
URLを入力することで下記のように、
ユーザー名とパスワードを入力する画面が表示されます。
WordPressをインストールした際に設定した、
「ユーザー名」
「パスワード」
を入力して「ログイン」ボタンを押下します。
上記管理画面(ダッシュボード)が表示されれば、
ログイン成功です。
ちなみに、ログインするときに
「ログイン状態を保存する」
項目にチェックを入れておくことで、
一定期間ログインボタンを押すこと無く、自動的に管理画面に移行できます。
時間の短縮にもなりますので、
共用端末を使ってログインしない限りは、
ログイン状態を保存しておくことをおすすめします。
2.Wordpressのログアウト方法
共用端末でWordpressにログインした場合は、
編集が終了次第直ちにログアウトを行いましょう。
管理画面(ダッシュボード)の右上を見ると、
「こんにちは、◯◯さん」
と表示されています。
そこにカーソルを合わせることで、
- ユーザー名
- プロフィールを編集
- ログアウト
の項目が出てくるので、
「ログアウト」
をクリックします。
「ログアウトしました。」
の表記が表示され、
ログイン画面に戻っていれば、
ログアウト完了となります。
3.Wordpressにログインできない原因と対処法
ここまでで、Wordpressの
ログイン・ログアウト方法について
お伝えしました。
WordPressのログインは、
通常通りの手順を踏めば問題なく行えます。
しかし、何らかの原因で
Wordpressのログインができないという場合があります。
この章では、Wordpressにログインできない原因と
その対処法について解説していきますね。
3-1.ユーザー名が間違っている
ログインする際に入力したユーザー名が間違っていると、
ログインすることができません。
ユーザー名を間違えて入力した場合は、
「エラー:ユーザー名が無効です。」
というメッセージが表示されます。
その際は、正しいユーザー名を
記載することで解決できます。
「ユーザー名を忘れてしまった…」
という場合は、エラーメッセージの横にある、
「パスワードをお忘れですか?」
と記載されたリンクをクリックしてください。
すると、新しいパスワードを取得するための画面に移行するので、
Wordpressをインストールする際に使用したメールアドレスを入力して
「新しいパスワードを取得」
ボタンを押下します。
「確認用のリンクをメールで送信しましたので、ご確認ください」
画面が表示されるので、メールを確認してみます。
ユーザー名が記載されたメールが届いているので、
そこからユーザー名を確認することができます。
3-2.パスワードが間違っている
ユーザー名と同様に、
パスワードを間違えて入力した場合も
ログインはできません。
パスワードを間違えて入力した場合は、
「エラー:ユーザー名◯◯のパスワードが間違っています。」
というメッセージが表示されます。
こちらも正しいパスワードを入力することで、
解決することができます。
「パスワードを忘れてしまった…」
という場合も、ユーザー名を忘れたときと同様にエラーメッセージの横にある、
「パスワードをお忘れですか?」
と記載されたリンクをクリックしてください。
新しいパスワードを取得するための画面に移行するので、
wordpressをインストールする際に使用したメールアドレスを入力して
「新しいパスワードを取得」
ボタンを押します。
「確認用のリンクをメールで送信しましたので、ご確認ください」
画面が表示されるので、メールを確認してみます。
すると、パスワードをリセットするための
リンクが記載されたメールが届いているので、
リンクをクリックします。
新しいパスワードを入力する画面が出てくるので、
入力して
「パスワードをリセット」
ボタンを押下します。
そうすることで、
パスワードが入力したものに変更されるので、
再度ログイン画面で入力してみてください。
※パスワードは推測されにくい強力なものにすることをおすすめします。
3-3.Wordpressアドレスの設定ミス
「ユーザー名もパスワードも合っているはずなのにログインできない!」
この場合は、WordPressのアドレスの
設定ミスをしている可能性が高いです。
WordPressのダッシュボードから
「設定」→「一般」
といくと、WordPressアドレスが
記載されている項目があります。
WordPressアドレスは文字通り、
サーバーにインストールされている
WordPressの階層を表しています。
このWordPressアドレスを書き換えると、
実際にサーバーにインストールされている階層にたどり着けなくなり、
それが原因でログインができなくなるという事態が発生します。
この場合は、WordPressの構成ファイルの一つである
「wp-config.php」を編集することで解決できます。
「wp-config.php」を編集するには、
- FTPソフトを使って編集する
- レンタルサーバーの管理画面を使って編集する
の2パターンがあるのでそれぞれ解説していきます。
FTPソフトを使って編集する場合
FTPソフトで、
WordPressがインストールされているレンタルサーバーにアクセスすることで、
サーバーのファイルを編集することができます。
レンタルサーバーのログイン情報は
レンタルサーバーの管理画面から確認することができます。
※下記はXサーバーのログイン情報になります。
FTPソフトに該当ログイン情報を記載し、
アクセスすることでサーバー上に存在するファイルが一覧で表示されます。
「public_html」の中に、
「wp-config.php」があるので、それを開きます。
開いたファイルの下部に、
「編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。」
の文言を探します。
該当文言を見つけたらその上に以下文言を追加します。
「define( ‘WP_SITEURL’, ‘正しいWordPressアドレス‘ );」
ファイルを更新した後に、
再度ログインを試みることで無事にログインすることができます。
レンタルサーバーの管理画面を使って編集する場合
FTPソフトを使えない場合は、
ファイルマネージャから修正することが可能です。
(以下はXサーバーの例になります。)
まずレンタルサーバーのファイルマネージャを開きます。
ファイル画面一覧が表示されるので、
「public_html」をクリックします。
すると、WordPressのファイルの一覧が出てくるので
その中から
「wp-config.php」
を探します。
「wp-config.php」を選択したあとは、
右上に「ファイルの操作」一覧があるので
その中から
「編集」
を選択します。
すると、「wp-config.php」の中身が表示されるので、
FTPのときと同様に、
「define( ‘WP_SITEURL’, ‘正しいWordPressアドレス‘ );」
を追記して、「保存する」ボタンを押します。
すると、ファイルが更新されるので、
再度ログインを試みることで無事にログインすることができます。
3-4.プラグインの影響
WordPressにインストールしているプラグインが
何かしらの不具合を引き起こして、
ログインができなくなることがあります。
その場合は、プラグインを無効化することで解決することができます。
FTPソフトを使って編集する場合
FTPソフトを使ってレンタルサーバーにログインをすると、
WordPressファイルの一覧が表示されるので、
その中から
「plugins」
というフォルダを探します。
(pluginsはpublic_html→wp-contentの中にあります。)
右クリックでフォルダに対する操作が行えるので、
そのフォルダの名前を
「 /wp-content/plugins2/」
などに変更します。
( 「/wp-content/plugins」以外の名前ならなんでもOKです。)
フォルダの名前を変更することで、
プラグインが自動的に無効化されるので、
プラグインが原因でログインが出来なかった場合は
これでログインできるようになります。
レンタルサーバーの管理画面を使って編集する場合
FTPソフトを使えない場合は、
レンタルサーバーの管理画面から修正することが可能です。
(下記はXサーバーの例になります。)
まずレンタルサーバーのファイルマネージャを開きます。
ファイル画面一覧が表示されるので「public_html」をクリックします。
「wp-content」があるのでそちらをクリックします。
すると、WordPressのファイルの一覧が出てくるので
その中から「plugins」を探して、左のチェックマークをつけます。
画面右上に
「ファイル名の変更」
ボタンがあるのでそちらをクリックします。
ファイル名を変更することができるので、
FTPのときと同様にフォルダ名を
「plugins2」
などに変更して、
「名前の変更」をクリックします。
フォルダ名が変更されることで、
プラグインが自動的に無効化されるので、
プラグインが原因でログインが出来なかった場合は
これでログインができるようになります。
3-5.Cookieの影響
ブラウザにログイン情報等を保存するCookieの不具合によって、
WordPressのログインができない場合もあります。
そんなときは、Cookieを削除することによって解決できます。
Cookieの削除はブラウザの設定で行うことができます。
(下記はGoogle Chromeに設定方法になります。)
Google Chromeの右上にある
「Google Chromeの設定」から
「その他のツール」
を選択します。
表示された一覧の中から
「閲覧履歴を消去」
をクリックします。
「Cookieと他のサイトデータ」
の部分にチェックマークを入れて、
「データを消去」
をクリックします。
以上でCookieの削除が完了しますので、
Cookieの影響でログインできなかった場合は、
これでログインできるようになります。
3-6.レンタルサーバーがメンテナンス・障害等で稼働していない
極稀にですが、
WordPressをインストールしたレンタルサーバー自体が
メンテナンスや障害で使えなくなっている場合があります。
その場合はサーバー側の問題となるので、
こちら側ではどうしようもありません。
レンタルサーバーのメンテナンス状況を確認して、
正常に稼働するのを待ちましょう。
4.Wordpressのログインに役立つおすすめプラグイン2選
この章ではWordPressのログインに関連した
お役立ちプラグインを2つ紹介します。
4-1.Gianism
Gianismは従来のログイン情報だけでなく、
自らのFacebookやTwitterといったSNSアカウントで
WordPressにログインが可能になるプラグインです。
WordPressのユーザー名とパスワードは、
WordPressにログインするときにしか使わないので忘れやすいものです。
SNSを頻繁に使う人であれば、
馴染みのあるIDとパスワードでWordPressに
ログインすることができます。
WordPressのログイン情報を覚えるのが
めんどくさい人は是非とも活用してみてください。
4-2.SiteGuard WP Plugin
SNSや普段使っているWEBサイトの不正ログインによって
データを悪用されることが問題視されていますが、
WordPressも例外ではありません。
自動的にログインを試みるAIが浸透していることもあって、
気がついたらWordPressに不正ログインされて
データが全部消されていたなんてことにもなりかねません。
「SiteGuard WP Plugin」を導入することによって、
- ログインを何度も失敗するユーザーに対してロックを掛ける
- ひらがなの画像認証機能を搭載
と、AIからの不正ログインから
サイトを守ることができるようになります。
WordPressのログイン可否で困っていることはなかったとしても、
セキュリティ面で不安がある方は是非とも導入してみてください。
5.まとめ
今回はWordPressのログインに関して、
- WordPressのログイン方法
- WordPressのログアウト方法
- WordPressにログインできない理由と対策
- WordPressのログインに役立つおすすめプラグイン2選
についてお話致しました。
今回の内容であなたのWordPressの
ログイン関連についての悩みが解消されれば幸いです。
それでは本日は以上になります。
ありがとうございました!
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